• 夏季の植物培養細胞の提供について

    利用者の皆様

    夏季の間、輸送中の温度上昇によって植物培養細胞が傷害を受けることが懸念されます。
    植物培養細胞の提供をご利用される際には、以下についてご理解をいただきたくお願い申し上げます。

    植物培養細胞に傷害が生じる危険性のあることをお含みおきください。
    既にご利用を計画されている方や取り扱いに不安のある方は、お早目にお申し込みください。

    気象条件を勘案して、発送スケジュールを調整する場合がございます。

    8月にはお盆休みも控えています。準備に時間のかかる細胞株もありますので、お早目にご相談ください。

    詳細につきましては提供係 plant.brc@riken.jp にご相談ください。

    皆様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解を賜りたくお願い申し上げます。


  • 便利な制度の紹介:種子を多めに受領したいとき

    1. 申込方法
      種子の提供依頼書の「粒数/バイアル」欄にあるいずれかに☒をします。
      提供依頼書ダウンロード https://epd.brc.riken.jp/ja/order_top/order/orderf
    2. 400粒を超えて請求したい場合の記載方法
      「粒数/バイアル」欄にバイアル数を記入
      例) 2,000粒 (400粒)5バイアル

      提供依頼書入力例

      種子は2,000粒を限度に、在庫が許す限り対応します。

       ▶ 提供手数料


  • 新規公開|光合成/ストレス研究関連植物培養細胞株

    実験植物開発室では令和4年3月から下記の光合成/ストレス研究関連細胞株5株の提供を開始します。
    細胞株の詳細や写真はExp-Plant Catalogをご覧ください。

    1. rpc00084: タバコ NI
    京都大学教授の佐藤文彦先生(当時)より寄託いただきました。光独立栄養細胞株です。液体培地で維持する懸濁培養を提供します。
    DOI: 10.1093/oxfordjournals.pcp.a075640
    Exp-Plant Catalog

    2. rpc00085: タバコ ATR-r
    京都大学教授の佐藤文彦先生(当時)より寄託いただきました。rpc00084 NI由来の培養細胞で、アトラジン(除草剤)及びDCMU(除草剤)耐性細胞株です。液体培地で維持する懸濁培養を提供します。
    DOI: 10.1007/BF00337736
    Exp-Plant Catalog

    3. rpc00086: タバコ NaCl-r
    京都大学教授の佐藤文彦先生(当時)より寄託いただきました。rpc00084 NI由来の培養細胞で、耐塩性細胞株です。液体培地で維持する懸濁培養を提供します。
    DOI: 10.1093/oxfordjournals.pcp.a078560
    Exp-Plant Catalog

    4. rpc00087: ロッカクヒルギ BsLs
    神戸大学教授の三村徹郎先生(当時)より寄託いただきました。マングローブ植物の培養細胞で、高塩耐性細胞株です。液体培地で維持する懸濁培養を提供します。
    DOI: 10.1046/j.0016-8025.2001.00761.x
    Exp-Plant Catalog

    5. rpc00100: ヘビノネゴザ AY-01
    東京理科大学教授の島田浩章先生(当時)より寄託いただきました。シダ植物の培養細胞で、高カドミウム耐性を有しています。液体培地で維持する懸濁培養を提供します。
    DOI: 10.1007/s00299-004-0877-9
    Exp-Plant Catalog

    リソース請求の書類作成、培養細胞の取り扱い方法など、個別の質問にも対応いたします。
    どうぞお気軽に plant.brc@riken.jp までお問い合わせください。

    (2022年4月7日:タイトルを変更しました。)


  • 第63回日本植物生理学会年会で事業を紹介します

    標記の年会は3月22日より24日までオンラインにより開催されます。
    当室では以下のプログラムで事業の紹介を予定しています。ふるってご参加ください。

    1. シンポジウムS01-1「ゲノムと新技術が磨くバイオリソース」
      【NBRPシロイヌナズナ】多様な植物培養細胞リソースとその高度な利活用のための品質管理
      ○小林俊弘
    2. NBRP展示企画
      リソースの寄託やご利用について、以下の時間帯にオンラインで個別相談を受け付けます。
      3月22日(火)12:30-13:30、3月23日(水)12:00-13:00、3月24日(木)12:00-13:00
    3. ポスター発表
      PF-122 FOX株の情報を理研BRCのカタログデータベース「Exp-Plant」に追加
      ○井内聖、小林正智

  • FOX個別種子の情報をExp-Plant Catalogに追加

    FOX個別種子の7031系統の情報を公開カタログ(Exp-Plant Catalog)に、追加しました。
    公開カタログでは、AGIコードなどで検索可能です。
    ご利用申し込みは、plant.brc@riken.jpまでご連絡をお願いします。

    補足説明
    FOX系統は、シロイヌナズナ完全長cDNA(RAFL clone)をカリフラワーモザイクウイルス35Sプロモータ(35SP)下流に配置した遺伝子を野生株(Col-0)に導入することにより作成されました(詳しくはここをクリック)。FOX系統は、各系統の種子を混合し、表現型を指標にしたスクリーニング実験に用いる目的で作出されました。今回、カタログに追加した7031系統は、各系統に導入されているcDNAの遺伝子が寄託者によって同定(シロイヌナズナの遺伝子番号AGIコード)されている系統です。
    ご提供前に、当該の遺伝子が挿入されているのかを検査しますが、当該遺伝子の発現のレベルは確認いたしません。
    ご質問などはplant.brc@riken.jpまでご連絡をお願いします。


  • 島根大学より寄託を受けたベクターをExp-Plantカタログで公開しました!

    これまで公開していたBar遺伝子による薬剤選抜シリーズに加えて、今回、お問い合わせの多かった、カナマイシンあるいはハイグロマイシンによる選抜可能なベクターシリーズ(126ベクター)の提供が新たに可能となりました。

    本リソースの情報(島根大学 植物分子遺伝学研究室のページ)

    島根大学 中川強教授より寄託されたベクターのカタログ
    (Selectorを利用し、使用目的に応じたベクター検索が可能です。)

    ・mRFPが組み込まれたバイオリソースを使用される場合はUCSDとのMTA締結が必要です。


  • 植物培養細胞株の名称変更について

    シロイヌナズナ細胞株rpc00050に関してお知らせいたします。
    寄託者様のご要望により、細胞株名を「at wt」から「YG1」に変更することになりました。
    今後はrpc00050 シロイヌナズナYG1としてご利用くださいますようお願い申し上げます。

    rpc00050 シロイヌナズナYG1: Exp-Plant Catalog

    Yoshikawa et al. (2021) Cooperative recruitment of RDR6 by SGS3 and SDE5 during small interfering RNA amplification in Arabidopsis. PNAS 118: e2102885118. PMID: 34408020. DOI: 10.1073/pnas.2102885118


  • 夏季の植物培養細胞の提供について

    利用者の皆様

    夏季の間、輸送中の温度上昇によって植物培養細胞が傷害を受けることが懸念されます。
    植物培養細胞の提供をご利用される際には、以下についてご理解をいただきたくお願い申し上げます。

    植物培養細胞に傷害が生じる危険性のあることをお含みおきください。
    既にご利用を計画されている方や取り扱いに不安のある方は、お早目にお申し込みください。

    気象条件を勘案して、発送スケジュールを調整する場合がございます。

    8月にはお盆休みも控えています。準備に時間のかかる細胞株もありますので、お早目にご相談ください。

    詳細につきましては提供係 plant.brc@riken.jp にご相談ください。

    皆様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解を賜りたくお願い申しあげます。


  • 植物培養細胞の新規公開について

    実験植物開発室では令和3年3月から下記の物質生産株6株の提供を開始します。細胞株の詳細や写真はExp-Plant Catalogをご覧ください。

    1. rpc00064: セイヨウタンポポ ToF
    日本大学准教授の明石智義先生より寄託いただきました。アントシアニンを生産する暗紫色の培養細胞です。寒天培地で維持するカルスを提供します。
    DOI: 10.1016/S0031-9422(97)00298-7
    Exp-Plant Catalog

    2. rpc00065: アマランサス H440
    新潟県農業総合研究所の浅野聡先生(当時)より寄託いただきました。ベタシアニンを生産する濃赤色の培養細胞です。ゲランガム培地で維持するカルスを提供します。
    DOI: 10.5511/plantbiotechnology.10.1109a
    Exp-Plant Catalog

    3. rpc00066: モモ P468
    新潟県農業総合研究所の浅野聡先生(当時)より寄託いただきました。アントシアニンを生産する濃赤色の培養細胞です。ゲランガム培地で維持するカルスを提供します。
    DOI: 10.5511/plantbiotechnology.10.1109a
    Exp-Plant Catalog

    4. rpc00067: イチゴ SB489
    新潟県農業総合研究所の浅野聡先生(当時)より寄託いただきました。アントシアニンを生産する濃赤色の培養細胞です。ゲランガム培地で維持するカルスを提供します。
    DOI: 10.5511/plantbiotechnology.10.1109a
    Exp-Plant Catalog

    5. rpc00068: ツユクサ TA416
    新潟県農業総合研究所の浅野聡先生(当時)より寄託いただきました。アントシアニンを生産する青紫色の培養細胞です。ゲランガム培地で維持するカルスを提供します。
    DOI: 10.5511/plantbiotechnology.10.1109a
    Exp-Plant Catalog

    6. rpc00069: オウレン 156-S
    京都大学教授の佐藤文彦先生(当時)より寄託いただきました。オウレンSMT遺伝子を導入した形質転換ベルベリン高生産株です。液体培地で維持する懸濁培養を提供します。
    本リソースは遺伝子組換え技術を適用して樹立された植物培養細胞です。自然条件で個体へ再分化しないため、法律で定める遺伝子組換え生物に該当しません。しかし、本リソースを用いて組織または個体を作成する場合には法律の対象となります。ご注意ください。
    DOI: 10.1073/pnas.98.1.367
    Exp-Plant Catalog

    リソース請求の書類作成、培養細胞の取り扱い方法他、質問の個別対応もしています。どうぞお気軽にplant.brc@riken.jp までお問い合わせください。