実験植物開発室では令和4年3月から下記の光合成/ストレス研究関連細胞株5株の提供を開始します。
細胞株の詳細や写真はExp-Plant Catalogをご覧ください。
1. rpc00084: タバコ NI
京都大学教授の佐藤文彦先生(当時)より寄託いただきました。光独立栄養細胞株です。液体培地で維持する懸濁培養を提供します。
DOI: 10.1093/oxfordjournals.pcp.a075640
Exp-Plant Catalog
2. rpc00085: タバコ ATR-r
京都大学教授の佐藤文彦先生(当時)より寄託いただきました。rpc00084 NI由来の培養細胞で、アトラジン(除草剤)及びDCMU(除草剤)耐性細胞株です。液体培地で維持する懸濁培養を提供します。
DOI: 10.1007/BF00337736
Exp-Plant Catalog
3. rpc00086: タバコ NaCl-r
京都大学教授の佐藤文彦先生(当時)より寄託いただきました。rpc00084 NI由来の培養細胞で、耐塩性細胞株です。液体培地で維持する懸濁培養を提供します。
DOI: 10.1093/oxfordjournals.pcp.a078560
Exp-Plant Catalog
4. rpc00087: ロッカクヒルギ BsLs
神戸大学教授の三村徹郎先生(当時)より寄託いただきました。マングローブ植物の培養細胞で、高塩耐性細胞株です。液体培地で維持する懸濁培養を提供します。
DOI: 10.1046/j.0016-8025.2001.00761.x
Exp-Plant Catalog
5. rpc00100: ヘビノネゴザ AY-01
東京理科大学教授の島田浩章先生(当時)より寄託いただきました。シダ植物の培養細胞で、高カドミウム耐性を有しています。液体培地で維持する懸濁培養を提供します。
DOI: 10.1007/s00299-004-0877-9
Exp-Plant Catalog
リソース請求の書類作成、培養細胞の取り扱い方法など、個別の質問にも対応いたします。
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(2022年4月7日:タイトルを変更しました。)