FOXライン (シロイヌナズナ遺伝子強制発現系統) 種子

本リソースは理化学研究所植物科学研究センター(PSC)(組織変更によりCSRS合成ゲノミクス研究グループ)においてシロイヌナズナ完全長cDNA(RAFL clone)を野生株(Col-0)に導入することにより作成されました。 本リソースは、完全長cDNAの強制発現による表現型の変化を指標としてスクリーニングを行うことにより、当該表現型の発現に関わる遺伝子群を網羅的に検出することを可能にします。 詳細は英文HP及び文献(T. Ichikawa et al., Plant J. 48, 974 (2006))を参照ください。 なお本リソースはスクリーニングに供することを前提とした種子プールと挿入遺伝子決定済みの個別種子で提供します。

プールの作成方法
アクティベーションタグラインに準じます。50系統分の混合種子を予め作成し、その中から400粒ずつを取り出してスクリーニング用プールを作成します。20プール(1000系統に相当)をセットと呼び、セット単位で提供します。

 

利用の際の注意点

  1. 本リソースは遺伝子組換え生物に該当します。「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」並びに省令、告知の中の第二種使用等で定められた条件で使用して下さい。また提供を受けるにあたっては、あらかじめ拡散防止処置等の確認を所属する機関より受けておく必要があります。詳細はラボマニュアルの説明(遺伝子組換え生物の運搬について)をご確認ください。
  2. 本リソースを直接利用した研究の過程で得られた発明につき特許出願を行ったときは、理研PSCまで連絡してください。
  3. 本リソースを直接利用した研究成果を発表するときには、Materials and Methods等に本リソースが理研PSCの植物ゲノムプロジェクトによって開発され、文部科学省ナショナルバイオリソースプロジェクトを介して理研BRCから提供されたことを明示する。 〔英文例:○○○○(リソース名) was developed by the Plant Genome Project of RIKEN PSC, and was provided by the RIKEN BRC through the National BioResource Project of the MEXT/AMED, Japan.〕また、誌上発表においては提供同意書上の条件 4 の記載の文献を引用するとともに、論文採択後、直ちに理研BRCに連絡する。 また、その発表の写し2部を理研BRCへ送付する。

 

提供可能なプールセットのリソース番号
(1セットに含まれるリソース=50ライン分の種子を混合したプール20個分、即ち合計1000ライン分の種子)

pss10001 〜 pss10021(合計21セット)

ご注意:pss10010は16プール(796ライン分)、pss10021は14プール(700ライン分)のご提供です。その他は20プール(1,000ライン分)ですが、そのうちpss10016は999ライン分、pss10018は999ライン分となります。

 



コメントは受け付けていません。