• 新規植物培養細胞株の提供開始のお知らせ

    東京大学の馳澤博士より寄託を受けたタバコ培養細胞株、GV7(rpc00039)GF11(rpc00040),GT16(rpc00041) の提供を開始します。それぞれ液胞膜、アクチン繊維、微小管がGFPにより可視化されている細胞株で、これらの株を用いた研究成果により日本植物学会より同大学の桧垣博士に若手奨励賞が授与されています。これらのリソースをご利用の際には以下の点にご注意ください。

    • 本リソースは遺伝子組換え技術を適用して樹立された植物培養細胞ですが、自然条件で個体へと再分化しないため、そのまま実験に使用される場合は法律で定める遺伝子組換え生物に該当しません。ただし何らかの技術を用いて本リソースを含有する組織または個体を作成する場合には法律の対象となりますのでご注意ください。
    • 本リソースはGFP遺伝子を組み込んでいます。GFP遺伝子を含むリソースの利用条件についてはこちらをご覧ください。

    本リソースのご請求、お問い合わせ plant.brc@riken.jp までお願いします。

    (2011/9/16)


  • 日本植物学会第75回大会(東京)での発表のお知らせ

    来る9月17日(土)より19日(祝)まで東京大学駒場キャンパスにて開催される日本植物学会第75回大会にて、 シロイヌナズナ近縁種リソースと植物培養細胞リソースの整備事業について、それぞれ井内聖専任研究員と小林俊弘専任研究員がご紹介します(1pB21とP-160)。 大会にご参加される方は、ぜひ会場までお越しください。

    (2011/09/14)


  • 第29回日本植物分子生物学会(福岡)大会での発表のお知らせ

    来る 9月6日(火)より 8日(木)まで九州大学箱崎キャンパスにて開催される 第29回日本植物分子生物学会大会 にて、植物培養細胞リソースの整備事業について小林俊弘専任研究員がご紹介します( 講演番号:2Ea-13 )。大会にご参加される方は、ぜひ会場までお越しください。

    (2011/08/16)


  • 中央農研との共同事業についてのご案内

    1 概要

     中央農研と独立行政法人理化学研究所バイオリソースセンター(理研BRC)は、広く都道府県や民間企業の研究者・技術者の皆様に、理研BRCで維持・保存している実験植物シロイヌナズナを利用した新たな病害虫防除技術の研究・開発に取り組むことができる共同事業を開始しました。具体的には、中央農研が有する環境保全型オープンラボにおいて、農業生産に役立つ技術の開発を目指しております。皆様のご利用をお待ちしております。

    2 申込み

     この共同事業の利用を希望される場合には、先ず、中央農研及び理研BRCの研究者が、直接、相談を承ります。
    相談申込書の様式に必要事項をご記入の上、次の申込先にお送り下さい。
    (申込先)
    理研BRC実験植物開発室 E-mail : plant.brc@riken.jp、FAX: 029-836-9053

    3 対応

     中央農研又は理研BRCの担当の研究者からお問い合わせのメール等を差し上げますので、具体的な打合せを開始してください。
    相談を承ることができない場合は、その旨、ご連絡いたします。

    4 留意事項

    ご相談の内容や、中央農研又は理研BRCの都合により、本事業をご利用頂くことができない場合がありますので、予め、ご了承願います。


  • 植物培養細胞の形質転換技術・研修資料の公開について

    植物培養細胞の形質転換技術 はプラスミド導入による 一過性の発現を目的とした方法とゲノムへの外来遺伝子の組み込みによる恒常的な発現 を目的とした方法に分かれます。後者の方法に関して、実験植物開発室では Agrobacterium を用いたシロイヌナズナ T87 培養細胞の形質転換法について、安部洋専任研究員による技術研修を実施しております。
    このたび本技術にご関心のある方のために 技術研修の資料 を閲覧可能に致しましたのでご活用ください。なお今夏は使用可能な電力に限りがあるため、技術研修を 10月以降 に開催する予定です。本件及び技術研修についてのご質問は plant.brc@riken.jp までお願い致します。

    (2011/08/02)


  • 新たな病害虫防除技術の開発を加速するための中央農研・理研BRC の新規共同事業について

    (独)農研機構中央農業総合研究センター(中央農研)と(独)理化学研究所(理研)が、オープンラボにおいて、実験植物シロイヌナズナを利用した新たな病害虫防除技術の研究・開発に取り組むことができる共同事業を開始しました。都道府県や民間企業の研究者・技術者が本共同事業に参加することにより、環境保全型病害虫防除技術開発の一層の発展が期待されます。詳細につきましてはこちらをご覧ください。 ご質問は実験植物開発室 plant.brc@riken.jp までお願い致します。

    (2011/07/20)


  • 植物培養細胞の超低温保存技術・研修資料の公開について

    動物細胞と異なり植物培養細胞は液体窒素中での保存が難しく、生細胞で維持し続ける必要がありました。生細胞での維持は、継代作業のミスや災害による停電等でのリソースの滅失の危険、更にはリソースの特性の変化等の危険性を伴います。そこで実験植物開発室では、簡便なプロトコルによる培養細胞の超低温保存技術を開発し、事業への適用を始めております。また 平成16年度 より代表的な系統であるタバコ BY-2 細胞の超低温保存について、開発者の小林俊弘専任研究員が講師となり研修を開催しております。このたび本技術にご関心のある方のために 技術研修の資料 を閲覧可能に致しましたのでご活用ください。なお今夏は使用可能な電力に限りがあるため、技術研修を 10月以降 に開催する予定です。本件及び技術研修についてのご質問は plant.brc@riken.jp までお願い致します。

    (2011/07/14)


  • FOX ラインの追加について(5)

    シロイヌナズナ FOX ラインのスクリーニング用プールのセットを 1個 追加して合計 10個 としました。(追加したセットには50系統の種子を混ぜたプールが 15個、46系統 の種子を混ぜたプールが 1個 の合計 796系統 が含まれています。その他のセットは 1,000系統 の種子が含まれておりますので、合計は 9,796ライン に相当します。)本リソースの詳細についてはこちら

    (2011/07/11)


  • 第22回国際シロイヌナズナ研究会議(ICAR2011)参加報告

    6月22日 より 25日 までの 4日間 にわたり、Wisconsin 大学 Madison 校にて 800名 以上の参加者を迎えて ICAR2011 が開催されました。昨年の ICAR2010 よりも作物研究の成果発表は少なかったものの、5年前 に同じ会場で開催された ICAR2006 に比べ、口頭発表、ポスター発表ともに多くの参加があり盛況でした。なお本会議の発表要旨集( http://www.arabidopsis.org/news/abstracts.jsp )と国際シロイヌナズナ研究推進委員会の年次報告書(http://www.arabidopsis.org/portals/masc/masc_docs/masc_reports.jsp )が公開されておりますのでご活用ください。来年の本会議はウィーンにて7月3-7日に開催される予定です(http://www.icar2012.org/ )。

     

    Union Theater, where Keynote Address and Plenary Sessions took place
    Union Theater, where Keynote Address and Plenary Sessions took place

     

    (2011/7/06)