植物培養細胞の超低温保存技術・研修資料の公開について

動物細胞と異なり植物培養細胞は液体窒素中での保存が難しく、生細胞で維持し続ける必要がありました。生細胞での維持は、継代作業のミスや災害による停電等でのリソースの滅失の危険、更にはリソースの特性の変化等の危険性を伴います。そこで実験植物開発室では、簡便なプロトコルによる培養細胞の超低温保存技術を開発し、事業への適用を始めております。また 平成16年度 より代表的な系統であるタバコ BY-2 細胞の超低温保存について、開発者の小林俊弘専任研究員が講師となり研修を開催しております。このたび本技術にご関心のある方のために 技術研修の資料 を閲覧可能に致しましたのでご活用ください。なお今夏は使用可能な電力に限りがあるため、技術研修を 10月以降 に開催する予定です。本件及び技術研修についてのご質問は plant.brc@riken.jp までお願い致します。

(2011/07/14)


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