マメ科のモデル植物、ミヤコグサの培養細胞株3系統(rpc00032, rpc00033, rpc00034)の提供申込み受け付けを開始致します。本細胞株は日本女子大学庄野邦彦教授により開発され当室における半年間の試験培養を経てこのたび提供を開始する運びとなりました。提供致します上記系統は2系統のカルス(細胞塊)及び1系統の懸濁細胞となります。リソースの詳細につきましては植物培養細胞カタログに掲載の情報をご覧ください。
なお本リソースの提供申込み及びお問合せはE-mailにて提供係(plant.brc@riken.jp)までお願い致します。
☆ミヤコグサについて
ミヤコグサはマメ科のモデル植物として我が国を中心とした研究が発展しています。現在はかずさDNA研究所がゲノム塩基配列の解析を進めており、またナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)でもミヤコグサ・ダイズの課題(中核機間:宮崎大学)による変異体・DNAリソースの整備が進んでいます。本細胞株の提供は宮崎大学との連携課題として進めております。詳しくは以下のホームページをご覧ください。
NBRPミヤコグサ・ダイズ: http://www.nbrp.jp/index.jsp
または、 http://shigen.lab.nig.ac.jp/legume/legumebase/
かずさDNA研究所植物遺伝子第一研究室 http://www.kazusa.or.jp/jpn/info_labo/plant1.html
(2005/10/17)