新たなトランスポゾンタグラインの提供開始について

理研BRCでは昨年度末に理研GSCより寄託を受けましたシロイヌナズナトランスポゾンタグラインのうち種子の準備が整った7、865ラインについて、提供を開始致します。なお本リソースの請求におきましては以下の点にご注意いただきますようお願い致します。

(1) 本リソースは遺伝子組換え生物に該当します。ご請求前に当室HPにあります詳細情報をお読みいただき、貴研究機関における当該リソースの取扱いに必要な全ての手続きをすませていただくようお願い致します。なお理研BRCではご請求の際に遺伝子組換え実験に関わる計画書並びに承認書の写し等の添付をお願いしておりますので、よろしくお願い致します。
(2) AGIコード(ex. At1g10000)は、アノテーション情報が更新されると変更される場合があります。カタログデータベース作成後に新たな変更が加えられている場合も考えられますので、念のためご利用の際には理研GSCまたはSSPコンソーシアムのHPに掲載されている端読み配列情報を含む詳細情報をご確認いただきたくお願い致します。
(3) 当室のHPよりご利用可能な本リソースのオンラインカタログを使った検索結果で「In preparation」欄に×印があるラインは準備中です。ご請求はアナウンスがあるまでお待ちください。(今回の請求には含めないでください。)
(4) 本リソースにつきましては単年度内の請求総数の上限が50ラインとなっております。限度以上の提供を受けたい方は事前にご相談ください。
(5) 論文では本ラインのバックグラウンドがNo-0(Nossen)となっておりますが、理研BRCでの解析により本ラインの親株と理研BRCで保存しているNo-0株の間に多型が存在することが示唆されています。コントロール植物としては、ABRCから提供されている親株ラインの使用をお勧めします。

(2004/5/24)


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