第4回Brachypodiumワークショップ開催報告

おかげさまで第4回Brachypodiumワークショップは無事に終了しました。ご来場ありがとうございました。
引き続きミナトカモジグサ(Brachypodium distachyon)の研究基盤整備を進めてゆきますので、
ご指導とご鞭撻をよろしくお願いいたします。

会議名称:第4回Brachypodiumワークショップ
日時:平成27年11月9日(月)
場所:理化学研究所筑波事業所 バイオリソース棟1階 森脇和郎ホール

 ミナトカモジグサ(Brachypodium distachyon)のゲノムが解読されてから5年が経ちました。その間、多くのリソースや情報が蓄積され、研究発表も増えてきました。一方で実験植物として広く活用するための技術的な課題も残っており、特に進展著しいゲノム編集技術への対応が急がれるところです。そこで本ワークショップの前半では、ゲノム編集の開発現場で活躍されている遠藤博士(生物研)と綾部博士(理研)をお迎えし、イネとマウスの現状についてお話しいただきます。ワークショップ後半では、イネ研究におけるミナトカモジグサの利用価値について芦苅教授(名大)より話題を提供いただき、続いて理研が取組んでいる研究基盤整備についてご紹介します。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

プログラム(講演要旨はこちら
10:30-12:00 施設見学※1
12:00-13:30 昼食休憩
13:30-13:40 はじめに  小林正智(理研BRC)
13:40-14:20 単子葉植物におけるゲノム編集技術の課題と展望  遠藤真咲(生物研)
14:20-15:00 CRISPR/Cas9を用いたマウスゲノム編集  綾部信哉(理研BRC)
15:00-15:20 休憩
15:20-16:00 遺伝子の効果をBrachypodiumを用いて調べる  芦苅基行(名大)
16:00-16:20 草本バイオマス研究へのBrachypodiumの活用と国際動向  持田恵一(理研CSRS)
16:20-16:40 Brachypodium研究のリソース基盤整備  小林正智・氷室泰代(理研BRC・CSRS)
16:40-17:00 フェノーム解析基盤の整備  藤田美紀(理研CSRS)
17:00-17:10 おわりに  持田恵一(理研CSRS)
17:30-19:30 意見交換会(一般¥2,000、学生無料)※2

※1・2 施設見学と意見交換会にご参加の場合はご登録時にお申込みください。

このワークショップは、理研シンポジウムの一環として行われます。

お問合せ先:理化学研究所バイオリソースセンター実験植物開発室
  TEL 029-836-9067   E-mail plant.brc@riken.jp

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