NBRPパネル展示参加報告第3弾

独立行政法人理化学研究所 バイオリソースセンター
ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)シンポジウム
( シリーズ第3弾「植物研究を支えるモデル植物のリソース・技術と作物への展開」)
バイオリソースパネル展示

参 加 報 告

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日本植物生理学会と文部科学省NBRPシンポジウム実行委員会(委員長:小原雄治 国立遺伝学研究所所長)との共催にて平成18年3月21日(火・祝)にNBRPシンポジウム「植物研究を支えるモデル植物のリソース・技術と作物への展開」が第47回日本植物生理学会年会(開催地:筑波大学)の特別企画として開催されました。また同年会期間中の3月19日(日)~21日(火)にはポスター会場にて植物リソースのパネル展示も行われました。シンポジウムでは約330名の参加者を集めてリソース、国際協力、技術に焦点をあてた話題が提供され、モデル植物と作物との連携による植物研究の一層の推進について討議が行われました。当センターの森脇和郎 特任顧問が基調講演を努めるとともに、小林正智 実験植物開発室長がシロイヌナズナリソースの紹介を行っております。またポスター会場にはのべ約2、000名の来場があり、会場に展示されたリソースの実物の前で課題担当者との意見交換が行われました。当センターからは実験植物開発室がシロイヌナズナ/植物細胞・遺伝子の課題について紹介するパネルを展示しました。

 

ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)は、ライフサイエンス研究の基盤である実験動植物、細胞、遺伝子材料等のバイオリソースのうち、国が戦略的に整備することが重要なものについて研究者コミュニティとの連携のもとに体系的な収集・保存・提供をおこなう我が国で初めての事業として2002年度に開始されました。このたびNBRPは最終年度を迎えますが、もとよりバイオリソース事業には継続性が欠かせません。次の体制構築に向けて事業担当者、研究者コミュニティが一丸となって取り組む必要があります。このため、福岡(分子生物学会と共催)での第1弾、東京での第2弾に続き、今回は植物の課題を中心にNBRPシンポジウムの開催に至りました。関係者一同、引き続きリソース事業を通じて研究の促進と社会への貢献に努めてまいりますのでご支援をよろしくお願い致します。

【会場の様子】
<シンポジウム>
会場の様子1       会場の様子2
<パネル展示>
パネル展示1       パネル展示2


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