理研BRCが保存する400系統のシロイヌナズナ野性株の種子を50系統ずつ混合したプール8個をセットにして提供開始します。スクリーニングの結果得られた個体の遺伝型解析サービスもあわせてご利用になれます。
プールの作成等については以下の説明を参照してください。
- 保存する野生株400系統について、単粒系統法(single seed descent method; SSD method)による増殖を行い、2または3世代目となる種子を得てプールの作成に使用しました。なお、各世代でSSRマーカーによる遺伝型解析を行うとともに、3世代目の個体を使って149箇所のSNPs(一塩基多型)データを取得しております。
- 各系統の種子よりそれぞれ400粒をとり、50系統を単位としてよく混合しました。この操作により8個の親プールが出来上がりました。混合した親プールより400粒を分注して提供用のプールを作成しました。従ってそれぞれのプールには系統あたり8粒の種子が含まれることになります。
- 遺伝型解析サービスでは、スクリーニングの結果得られた個体のDNAをお送りいただき、SSRマーカー解析を行って系統を同定します。
以下についてもご確認ください。
ご請求はplant.brc@riken.jpまでお願い致します。