実験植物開発室 後藤 伸治 客員主管研究員が第73回日本植物学会にて特別賞を受賞

(独)理化学研究所バイオリソースセンター実験植物開発室の後藤 伸治 客員主管研究員は、「「仙台シロイヌナズナ種子保存センター」の設置・運営」により植物科学や植物学会の発展に長年にわたって貢献したことが高く評価され、第73回日本植物学会 にて特別賞を受賞しました。
後藤客員主管研究員は、かつてフランクフルトにおかれていた種子銀行( The Arabidopsis Information Service, AIS )の系統を基に、1993年「仙台シロイヌナズナ種子保存センター( The Sendai Arabidopsis Seed Stock Center, SASSC )」を宮城教育大学に設置しました。自ら収集したものを含め、世界および日本各地のシロイヌナズナの野生系統、突然変異体、遺伝子マーカー系統など、1100以上 の貴重なシロイヌナズナの系統および関連する種を維持管理し、それらの種子を世界中の研究者・教育者に無料で供与してきました。
理化学研究所バイオリソースセンターでは、こうした活動の成果である SASSC 種子の寄託を受け、2004年1月 より配布を行なっております。
ご利用希望の方は https://www.brc.riken.jp/lab/epd/order/order.shtml をご覧ください。

(2009/10/06)


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