被災地の研究者へのバイオリソース無償提供について

理化学研究所筑波研究所
バイオリソースセンター
平成23年4月19日

 東日本大震災の被災地の研究者の復興支援として、理化学研究所バイオリソースセンターは、当センターが提供したバイオリソースの中で、震災で利用不可能となったバイオリソースを無償にて再提供いたします。また、震災の影響のあった大学、研究機関、企業などで、当センターが保有するリソースをご希望の方は別途ご相談ください。
被災地の大学、研究機関、企業などの皆さまが一日も早く研究開発を再開できますことを心より祈っております。

対象:

震災の直接的な影響のあった地域にある大学、研究機関等
具体的には政府が指定する災害指定地域(災害救助法適応地区、但し帰宅困難で指定された東京都は除く)にある大学、研究機関等

受付期間:

平成23年4月20日 から 平成23年9月30日 まで

利用方法:

バイオリソースの再提供の詳細につきましては、下記担当までご相談ください。

実験植物に関して plant.brc@riken.jp

なお、輸送にあたりましては、原則、着払いにて輸送費のご負担をお願いいたします。

当センターも大地震の少なからぬ影響を受け、停電、断水、液体窒素供給停止等により、2週間のバイオリソースの提供中断を余儀なくされました。この間、利用者の皆様にはご迷惑お掛けいたしましたことをお詫び申し上げますとともに、頂いた多くの激励のお言葉に厚く御礼申し上げます。
お陰様で、人的被害は皆無で、またバイオリソースを失うことはなく、3月28日より提供を再開できました。
余震も続き、電力削減計画も予定されており、不安定要素が存在しますが、リソースの安全保管と安定供給に、職員一同全力を尽くす所存です。これまでにも増しまして、ご支援とご指導の程、宜しくお願い申し上げます。

(2011/04/19)


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