実験植物開発室では平成30年3月より以下の培養細胞7株の提供を開始します。培養細胞の扱い方、リソースの請求に関わる書類の作成他、皆様からの質問にも個別対応しております。どうぞお気軽にplant.brc@riken.jp までお問い合わせください。
- シロイヌナズナ培養細胞株 At tom (rpc00056)
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の石川雅之先生より寄託いただきました。Columbia由来の培養細胞です。懸濁培養を提供します。 - ハマボウフウ培養細胞株 GlW (rpc00057)
長崎大学教授の北村美江先生より寄託いただきました。寒天培地で維持するカルスを提供します。 - ハマボウフウ培養細胞株 GlV (rpc00058)
長崎大学教授の北村美江先生より寄託いただきました。アントシアニンを常時生産する紫色の培養細胞です。寒天培地で維持するカルスを提供します。 - ヅボイシア培養細胞株 Dm (rpc00059)
長崎大学教授の北村美江先生より寄託いただきました。寒天培地で維持するカルスを提供します。 - カンゾウ培養細胞株 Ge (rpc00060)
日本大学教授の内山寛先生より寄託いただきました。寒天培地で維持するカルスを提供します。 - カンゾウ培養細胞株 Ak-1 (rpc00061)
日本大学准教授の明石智義先生より寄託いただきました。寒天培地で維持するカルスを提供します。 - タバコ培養細胞株 BY-TIPG (rpc00062)
東京大学教授の馳澤誠一郎先生より寄託いただきました。液胞膜がGFPにより可視化されているタバコBY-2細胞株です。懸濁培養を提供します。なお、本リソースをご利用の際には以下の点にご注意ください。
①本リソースは遺伝子組換え技術を適用して樹立された植物培養細胞ですが、自然条件で個体へと再分化しないため、そのまま実験に使用される場合は法律で定める遺伝子組換え生物に該当しません。ただし何らかの技術を用いて本リソースを含有する組織または個体を作成する場合には法律の対象となりますのでご注意ください。
②本リソースはGFP遺伝子を組み込んでいます。GFP遺伝子を含むリソースの利用条件についてはこちらをご覧ください。