ミナトカモジグサの形質転換用カルスを公開します

ミナトカモジグサ(Brachypodium distachyon)Bd21株のembryogenic callus(rpc10001)の提供を開始します。

ミナトカモジグサはシロイヌナズナと同様、室内環境でも3~4か月でライフサイクルが回ることから、遺伝子組換え技術を適用した単子葉植物の研究促進に貢献が期待されています。一方、ミナトカモジグサの形質転換は未熟胚より誘導したembryogenic callusを用いる必要があり、シロイヌナズナに比べて準備に多大な労力を必要とします。そこで当室ではミナトカモジグサBd21株より誘導したembryogenic callusの提供を行います。イネ、コムギなどの遺伝子機能の解明にぜひご活用をお願いします。


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