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トランスポゾンタグラインの親系統の遺伝型について

トランスポゾンタグラインのDs12とDs16で始まる系統群は、Nossenと異なるシロイヌナズナ系統を親株として作出されていたことと、Ds1-388-5のDs因子挿入位置がAt1g04580遺伝子内でしたのでお知らせします。

理研BRCでは利用者に正確な情報を提供するため、保有するシロイヌナズナ系統に関してSSR及びSNPマーカーを使った系統解析を行なっています。トランスポゾンタグラインは、NossenにDs因子を染色体上に導入した親系統(Ds donor)とAc transposaseを染色体上に持つ親系統(Ac donor)を交配して、Ds因子の転移をランダムに起こし作出した系統です。
このたびトランスポゾンタグラインの親系統について解析を行なったところ、Ds12とDs16で始まる系統を作出する際に利用したDs donorであるDs2-389-2とDs6-393-19の両系統は、DNAマーカー(16種類のSSR、149種類のSNP)の型の約半数がNossenと一致しませんでした。
また、Ds11、Ds13、Ds15、Ds51-54で始まる系統を作出する際に利用したDsのdonor系統であるDs1-388-5, Ds3-390-1, Ds5-392-12、Ds388-30、Ds391-20、Ds392-13、Ds389-13及びAc transposaseのdonor系統であるNaeAc380-16のDNAマーカーの型はNossenと良く一致しました。当室が保有する野生系統には、Ds2-389-2とDs6-393-19のDNAマーカーの型と良く一致する系統は存在していませんでした。
Ds donor系統のDs因子の挿入位置についてPCRなどを行って調べたところ、Ds1-388-5ではAt1g04580遺伝子内部にT-DNAが挿入されていることを示唆する結果となりました。(文献では挿入位置はAt1g04580とAt1g04570の間とされています。)
トランスポゾンタグラインを用いた研究のコントロールには、donor系統を是非ご使用ください。

(2012/01/20)